【コーヒー部】よろしい ならば珈琲だ
諸君、私はコーヒーが好きだ
序章
コーヒーっておいしいですよね。最近は、コンビニでもおいしいコーヒーが安価で販売されるようになり、いつでもどこに行ってもある程度のクオリティのコーヒーを飲むことができるっていい時代ですね!
私が、コーヒーが好きになったのはもはや三十数年も前。。。
実家の周りでは、当時はコーヒーといえばインスタントコーヒーが、当たり前でした。
当時主流だった非チェーン系の喫茶店でコーヒーを飲んでも特に何も思わず飲んでいました。
子供のころから全く勉強せず、試験の前の日のみ気合で勉強し好成績をとるのが趣味だった、私は、もっぱら、寝ないため、つまり、カフェイン摂取のためだけにコーヒーを飲んでいました。
珈琲に飽きたら、緑茶、それも飽きたら紅茶、それも飽きたら薬局でエスタロンモカ錠*1をと、無限カフェインループに陥っていました。
なので、コーヒーにも、お茶類にも砂糖は加えず、すべてストレートでぶち込んでいました。(今でもそうですが)
そんな調子だったので、初めのころはコーヒーが好きっていうよりは、コーヒーを飲む習慣がついたって感じでした。
これはきっと、同じような人も多いと思います。
そして、高校、大学、大学院へと進み、コーヒーを飲みながら作業ができる機会が増えて、だんだんおいしい、
おいしくない、を意識し、好みというものが出てきました。
それで、そのころ遂にある疑問にたどり着いてしまいました。
・・・コーヒーって、なんだ?
コーヒーのグローバリズム ~コーヒーってなんだ?~
単純な疑問でした。そのころ思っていたのは、
コーヒーの味の違い = 豆の違い
って事でした。つまり、私の中では、
が、コーヒーで、その違いは豆にあるのだと思っていました。
ところが、大学生の時インターネット技術が一気に広がり、個人でも情報発信できる時代が来ると、
コーヒーに関する様々な情報が手に入るようになりました。
また、現地に行かなくても、様々なショップのコーヒー豆がネットショップ経由で購入できるようになりました。
私の中で、起こった現象
コーヒーのグローバル化
そう、専門家しか知りえなかったコーヒーに関する技術や知識が一般人でも入手できるようになり、コーヒーへの距離がぐっと近くなりました。
コーヒーを淹れるための器具や、豆、知識やコツも、おいしいコーヒーを淹れるために研究してる人の解説も、いろいろ学べるようになってしましました。
もう、自分的に産業革命でしたw
俺のコーヒー
ネットや、あちこち歩きまわって情報収集し、自分なりにおいしいコーヒーを淹れるために様々なことを試してみました。
まずは、様々な器具を試してみました。
ドリッパー
ドリッパーも様々なものを使ってみました。
まずは代表的なもの、
カリタ(kalita) | メリタ(melitta) |
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日本企業 | ドイツ企業 |
1つ穴 | 3つ穴 |
どちらも、メジャーよく見ると思います。
カリタの方は、一つ穴で、慣れないとよく詰まらせて、えぐい味のコーヒーが出来上がります。
メリタの方は、3つ穴なので、通りがよいのですが、慣れないと豆のひき具合によってうっすいコーヒーが出来上がります。
どちらがいいとは言い切れないですが、道具の違いって寄りは淹れる方の腕前次第な気がします。
またどちらもペーパーフィルタを使います。フィルタは、台形型ならカリタ、メリタ純正のものでなくとも大体合います。
ドリッパー(ペーパーフィルタ)
- メリット
- メジャーで入手しやすい
- 淹れ方も簡単
- 雑味などもよく取り除く
- デメリット
- ペーパーが消耗品
- 入れる人の技量に味が左右される
- オイルが取り除かれる
ドリッパー(金属メッシュフィルター)
次に使ったものは、金属メッシュのフィルターです。
HARIO 金属メッシュフィルター | ||
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特徴としては、穴あの代わりに金属メッシュが取り付けられており、ペーパーフィルタがなくても使えるます。
また、紙のフィルターを通さないので、コーヒー豆から出るオイル成分を取り除かないというのも大きいです。
紙フィルタは、コーヒーのうまみ成分の一つとされるコーヒーオイルを吸収してしまい、香りととろみと旨味が落ちてしまうといわれています。
ドリッパー(金属メッシュフィルタ)
- メリット
- ペーパーいらず
- 淹れ方もペーパドリップとほぼ一緒で比較的簡単
- コーヒーのうまみ成分を逃さない
- デメリット
- 豆のひき方が難しい(へたくそだと粉っぽくなります)
- 後片付けが人によっては。。。
- 味の好みが分かれやすい
フレンチプレス
おいしいコーヒーを求めて次に使ってみたのが、フレンチプレスです。
昔使っていた、コーヒー豆の通販ショップのメールマガジンでおすすめされていたので使ってみたのがきっかけでした。
ボダム フレンチプレス | ||
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メリットデメリットは以下の通りです。
フレンチプレスコーヒー
- メリット
- ペーパーいらず
- 淹れ方が決まっておりだれが作っても均質
- コーヒーのうまみ成分を逃さない
- デメリット
- 豆のひき方が難しい(へたくそだと粉っぽくなります)
- 後片付けがしんどすぎる。。。
- 味の好みが分かれやすい
ここだけの話、僕の好みには合いませんでした。
買って数か月で、ペーパードリップに戻ってしまいました。
ちなみに、これは豆知識なのですが、スタバで注文するときに「フレンチプレスで!」っていうと、フレンチプレスで渡されます。(アイスもホットも可)
サイフォン
とある古い喫茶店に立ち寄った時、ご年配の蝶ネクタイのマスターが、懐かしくて面白いものを見せてくれました。
サイフォンで入れるコーヒーです。昔の喫茶店は結構サイフォンが多かった気がします。
見た目も面白く、理系にはたまらない原理でコーヒーを抽出します。
サイフォン
- メリット
- 何しろ見た目がサイコー
- ペーパーいらず(ネルフィルタは消耗品)
- 淹れ方がわかれば失敗はほぼない
- フィルタが紙じゃないのでうまみ成分を逃さない
- デメリット
- フィルタのセットがむずい(へたくそだと粉っぽくなります)
- 後片付けが人によっては。。。
- 使うものが多すぎて、壊れやすい
マキネッタ
ビアレッティ マキネッタ |
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最近は、これにはまっています。
直火式エスプレッソマシンとか言われたりもしています。
原理的にはサイフォンとあまり変わりませんが、もっと圧力を高めて一気に抽出します。
サイフォンでは、上に上がったコーヒーがフィルターを通って下に降りてきてフラスコにたまったものをいただきます。
対して、マキネッタでは、コーヒー豆が中層にセットされており、水が上層に上がる過程でコーヒーが抽出されます。
wikipediaのアニメがわかりやすいです。
抽出時の音と香りは、ほんと癖になります。
イタリアでは、これで入れたコーヒーはモカコーヒーとか呼ばれていて、エスプレッソではないとかいう人もいます。
でも、
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/C12IQeMyHmS.mp4
Amazonのビアレッティのページを見ると思いっきりエスプレッソって書いているので、僕はエスプレッソだと思っています。
香りが高く、砂糖を多めにして、ちびちび飲むのがおいしいです。
マキネッタ
所感
私の今までのコーヒー遍歴を勝手に語りました。
現在のおすすめは、断然マキネッタです。
ブラックで飲むのはお勧めしませんが、仕事で疲れた時などに少し甘めで楽しんだり、カプチーノなどもおいしく簡単に作れます。
伝統的なものは、アルミ製ですが最近はステンレス製のものも出ていますので、HIでも使用できるものもあります。
ただ、IHの仕組み的にマキネッタの底の半径が小さすぎると、モノによっては検知されず温められません。
そんな時は、プレートかませばいいです。
Frabosk (フラボスク) モカポット用IHヒーティングプレート直径12cm【エスプレッソメーカー用、IH・ガスコンロ両用】 099.00.3 |
それでは、皆さん、よいコーヒーライフを!
へだばまだねー。
*1:だったかな?正式名称は定かではないです